2.ブレーカーがたびたび落ちる
ブレーカーが落ちる原因は、「電気の使い過ぎ」によるものと、
「漏電」によるものの2つが考えられます。
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1
電力ブレーカー
契約以上の電気が流れると自動的に電気が止まるしくみ。
〈原因〉電力ブレーカーが切れている。
→電気の使い過ぎです。契約容量をあげる(アンペア変更する)ことでブレーカーが落ちにくくなります。
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2
漏電遮断器(漏電ブレーカー)
建物内の配線や電気器具の漏電を素早く感知し、自動的に電気を遮断してくれる。
〈原因〉漏電遮断器(漏電ブレーカー)が切れている
→ 漏電の可能性があります。感電事故や火災につながり大変危険な状態ですので、すぐに弊社までご連絡ください。
〈スタッフが駆け付けるまでの間の応急処置〉
漏電はどこか1カ所の回路で起こっている場合がほとんどです。問題のない回路は通常どおりご使用いただいてかまいません。以下の手順で、漏電回路を特定することができます。
- ③小ブレーカーを全て「切」にする。
- ②漏電遮断器のつまみ部分をゆっくりあげ、「入」にする。
- ③小ブレーカーのつまみ部分を、1つずつ順番にゆっくりあげ、「入」にする。
- 2.の操作中、②漏電遮断器が切れたら、その回路が漏電していると特定できる。
- 3.で特定した回路を「切」にし、その他の回路を全て「入」にする。
- 最後に、②漏電ブレーカーを「入」にすると、電気の使用が可能。
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3
小ブレーカー
分電盤から各部屋へ電気を送る分岐回路のそれぞれに取り付けられている。電気器具やコードの故障でショートした時や、使い過ぎて過電流が流れた場合に電気を自動的に遮断してくれる。
※エアコンなどの大型電気機器は専用回路にすることで、1回路で異常が起きても他の回路が利用できるなどのメリットがある。